- 投稿
- 観光

入り鉄炮に出女

2020年10月31日、箱根関所にきた!!
徳川幕府が全国53ヶ所に関所を設置したが、その中でも中山道の木曾福島(長野県)、碓氷(群馬県)、東海道の新居(静岡県)と、この箱根関所は日本四大関所の一つとされる重要な関所。
年中無休 開館時間 午前9時~午後5時 (12月1日~2月末日は午後4時30分まで) 標準観光時間 約45分 |
大人料金 | 500円 |
小人料金 | 250円 |
身体障害者は無料。
詳しくはこちら→箱根関所ホームページ

京口御門!
当時は午前6時に開門し、午後6時に閉門したとか。
通れなかった旅人は、箱根山の麓の三島宿や小田原宿に泊まったそうな。
手前の広場は「京口千人溜(きょうぐちせんにんだまり)」と言って、旅人たちの待合場所だったらしい。

関所は主に「入り鉄砲に出女」を取り締まるところだとか。
この関所では、ほとんど入り鉄砲検査はやっておらず、江戸から出る女を特に厳しく取り締まっていたそうな。

一ヶ月交代で小田原藩から出向した役人が、この部屋で関所改めをしたらしい。
こんなシーン、時代劇でよく見たなあ。特に水戸黄門で。
奥の部屋には台所や風呂場がある。

足軽番所。今で言うところの警備員。
手前には牢屋があり、関所破りを企てた罪人を一時的に拘置してた。
不正して関所と通ろうとする輩が多かったのかな。


江戸から出る女を取り締まる理由は、大名の妻かもしれないから。
当時は人質同然だったからね。
徳川幕府に逆らえないようにするための。

やっぱり、商人に変装したりして、出たり入ったりしてたんだろうね。

観光客はここで芦ノ湖を眺めながら、お茶休憩ができる。
奥の道をちょっと進むと「箱根関所資料館」があり、当時の関所手形や、像が関所を越えた記録などが展示してあり、復元工事の映像も放映しているとか。
興味がある方は行かれると良い。

遠見番所は、芦ノ湖や街道を歩いている旅人を昼夜を問わず見張っていた場所。
関所の役人の服装はすべて事細かく決められていたので、寒い冬でも厚着とか出来なかったとか!
俺が小田原藩士だったら、冬は絶対にサボってたね。
ここは段差がキツイ階段を登らないと行けないから、足腰が弱い人は頑張って!
ここから見る景色が素晴らしいからね!